びんたとえん

スマトラ島の森で一人暮らし中です。

腰痛(ぎっくり腰)を克服した方法 ⑨ コルセットを処方される。

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5年もの。これも年季が入っています。


  最初のぎっくり腰から7年。これまで病院とクリニックを4件 消費したロキソニンボルタレン数知れず。マッサージ院10件以上。切り出してもらった竹の杖多分10本近く。

東急ハンズで買った折り畳みステッキ1本。

ななんとここでコルセットなるものを整形外科で奨められました。

装着して姿見で自分の体を映してみると、今まで筋肉の硬直で委縮していた右半身が明らかにまっすぐになっている。

 

痛みも今までで一番楽です。うん。今まで受けてきたどの治療よりも私にとってはこれが大きな助けでした。これをつけると今まで歩けなかったものがすっと歩くことができるようになり、薬も注射も使わないのにすごい。そして、これもやっぱり診察料と合わせて3000円くらいで、日本の医療保険もホントにすごい。

 

このコルセットは、4本の鉄板が背中側に入っていて背骨というか背中の筋肉をかなり支えてくれます。鉄板は取り外して洗濯機で丸洗いすることができ、長期間使用することができる大変優れモノでした。

これは今でも腰がなんだか主だるくてギックリになりそうだな。という怪しい雰囲気の

ときに予防のため使用しています。

 

次回へと続きます。

 


 

腰痛(ぎっくり腰)を克服した方法 ⑧ 再発 再発 再治療

 

 その後再就職した私は、某政府系国際協力系機構の仕事の縁をいただき、元の任国に戻ってやはり村々を車で巡回するという仕事に就きました。 そう。この車にずっと座っている姿勢というのがとてもよくなかったみたいです。 当時は九州と同じくらいの広さのエリアを担当していたため、一日のうち10時間車に乗っているなんてザラ。 この生活が、私の足腰の筋力を衰えさせ運動不足と同じ姿勢を取り続けることによって腰の筋肉の凝り固まって悪い部分への血流をさらに悪く、しますます凝り固まるように仕向けてしまったようです。 現地の人たちの息遣いを感じながら技術的向上に取り組んでいける仕事にこの上ない喜びとやりがいを感じつつも、腰の不調に悩まされるようになりました。 ある日また、うあぁぁーっと叫んで痛みが再発。 やっぱりここでも子供が駆け寄ってきて竹の杖をもらい(折り畳みステッキの存在は隠しました。) 村に住んでいる盲目のマッサージ師を紹介してもらい、がちがちの腰をもみほぐしてもらい、かばんの中の常備のロキソニンテープ貼りをお願いすると村人たちはそれを全然嫌がらず私の醜い腰に丁寧に張り付けてくれました。 そんな毎日を送りながらも半年に一度日本に帰国するという生活でしたが、やはり帰国前のバタバタで帰国後にまた歩けなくなるほどの痛みが来ました。 その時は中国地方に自宅があったのですが、一番近い整形診療所を受診したところ、思いがけないものをもらいました。

 

次回へと続きます。

腰痛(ぎっくり腰)を克服した方法⑦ 折りたためるステッキを購入

 その後仕事の任期を終えて日本に帰国することになった自分は、帰国の準備で荷物を整理したり、仕事の整理をしたりなんだか気が休まらない日々を送っていました。

ようやくに元のパッキングを終え、現地の人たちとの別れを惜しみながら岐路につき、

搭乗した飛行機の中でまたもや…

多忙のストレスが重なったうえずっとフライト中ずっと座っている姿勢が良くなかったみたいです。

飛行機が成田空港に到着し同じフライトでかえってきた乗客が次々とまっすぐに立ちあがって早々と機外へと出ていく中、私はひーこらひーこらびっこを引くようにして歩き、

この先待っている山のような荷物のことを考えてもうホント落ち込んでいました。

 

幸い両親が空港まで迎えに来てくれ、私はそのままマッサージへ直行。

 

どうにかまっすぐ立って歩けるようにしてもらい、その足で東急ハンズに行き折り畳みステッキなるものを購入しました。折りたたんでかバッグに入れていつでも持ち歩ける便利グッズで、これでいつまたいきなり腰が痛くなっても大丈夫。日本てなんでも売っていて便利だなぁ。村の人たちは優しかたなぁ。と思い出しながら買った商品の性能と丈夫さに大満足したのです。

その後腰痛を抱えたままオーストラリアに語学留学に行ったとき、空港の搭乗手続き街のロビーではカンタス航空の職員さんが優先的に搭乗手続きをしてくれ、この杖を持ったままトラム(路面電車)に乗ると皆先を争って席を譲ってくれるのでその親切心が本当にうれしくて腰が痛くない日でもステッキを持ち歩いていました。(笑) 親切がうれしくて杖を持ち歩くようになり、たいして痛くない時はステッキをレストランとかその辺に置いたまま忘れたりしました。

この折り畳みステッキは、今でも使っていますが、やっぱり3000円くらいでした。

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ハンドルが欠けてしまいましたが現役です。年季が入ってきました。

 

次回へと続きます。


 

腰痛(ぎっくり腰)を克服した方法 ⑥杖をもらって持ち歩く

 

 その後2年近く腰の調子が良いまま過ごしていた私は、仕事を辞め、海外協力隊として東南アジアの村(!!)で働くという環境で過ごしていました。

 

2年もたったしもう大丈夫だろうと高をくくって、たまたまコーヒー園の木を伐採して引っこ抜く。という作業に大忙しだった村人を手伝って割と太めの木を引っこ抜いた瞬間、またしてもぐきー―――っと。

 

またもや崩れ落ちた私に心配した村人たちが 

 

どうした??

 

と寄ってくる。

 

腰を痛めたみたい。というと取り巻きの大人の一人が周りにいた子供たちにビンタトエンに杖を作ってやれ!と命令。

 

あっという間に大人顔負けのナタさばきで3人の子供たちが3本の竹の杖を作ってくれ渡してくれました。

 

どれか一本だけ使うのも悪いので3本もらって3本の杖を突きながらどうにか立ち上がり歩きはじめることができましたが、問題は3本の杖の長さが微妙に違っていること。。。

 

最終的に一番長いやつをMy杖として採用することに。

 

このときようやく

あ、杖あるとかなり楽じゃん。と気が付いたのです。

 

無医村だったのでたとえお金があっても医療機関にかかることはできませんでしたが、

いつも村人や子供たちが気にかけてくれ、竹の杖が配給されたのでここでかかった費用は0円でした。

 

次回へと続きます。

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腰痛(ぎっくり腰)を克服した方法 ⑤ 盲目のマッサージ師にマッサージをしてもらう。  

 

 神経ブロック注射をしてもらってから何事もなく普通に仕事をこなすことができていましたが、

1か月もたつとなんだか腰が重くだるく感じてきて、またあんな風に動けなくなる前に何以下対策しなくては。

と考えていたものの、まだ痛くなってもいないのに薬をもらったり神経ブロック注射をするのはなんだかなぁ。このままいくと薬漬けの生活じゃん。もはや薬中じゃん。

となにか別の方法がないものかと思案していたところ通勤路にあった指圧・あんまの看板が目に止まり、ふら~っと入ってみることにしました。

受付には痩せて小柄な中年の男性がいるのみ。

どうやら一人で切り盛りされている指圧院のようでした。

 

腰痛のことを伝えて腰を重点的にほぐしてほしいと伝えたところ、

 

わかりました。どうぞそのベッドにうつぶせになってください。

 

いやぁお客さん右の背中の筋肉が相当固くなってるねぇ。腕も凝っているようだからこれは腕の疲れが原因だと思うよ。この腕の凝り具合、調理の仕事してる?

と。

 

びっくりして、どうしてわかるんですか??

と尋ねると

 

俺も調理の仕事してたからさ。でも目が見えなくなっちゃってさ。この仕事に転職したんだよ。腕も重点的にほぐしとくよ。と。

 

そうだったんですね?目が見えないなんて全然気が付かなかったです…

目が見えない人って視覚以外の感覚が研ぎ澄まされるって聞いたことあるけどそれにしてもすごい。と思いつつそこから仕事のことでお互い話がはずみ、気が付けばあっという間に90分の時間が過ぎ主だるかった腰もかなり楽になっていました。神の手だったのでしょうか。その後2年近く、腰痛とは無縁の生活を送ることができました。

このときは6000円くらい払ったんじゃないかな。その後しばらく腰痛が起きなかったことを考えるとコスパは抜群でした。

 

次回へと続きます。


 

腰痛(ぎっくり腰)を克服した方法 ④ 2週間後の再発。神経ブロック注射

  薬と湿布で収まっていた腰痛が再発したのは、1週間後のことでした。

たまたま実家にいた時で、かがんでものを取ろうとした瞬間ピキーンとまた鋭い痛みが走り、思わず叫んで崩れ落ちました。その後もどの方向に身動きを取ろうとするだけで強烈な痛みに襲われ、床から立ち上がることはおろか寝ころんだままそこから姿勢を変えられないまま固まっておりました。

居合わせた母と姉が心配して救急車呼ぼうか? 歩けなくなっちゃったら困るねぇ。と。

30分くらい同じ姿勢で安静にしたのち(床の上です)ようやく脇にあったベッドに手をかけて這い上がるように立ち上がり、何とかびっこを引くように歩けるように。

職場の病院は実家からは遠かったため受診するのは断念し、次の日一番近くの整形外科へ行くことにしてその日は安静に過ごすことに。自分の手で足を持ち上げたりすればどうにか動けるもののかなり痛みがひどく、

 

寝返りがうてない(うてるが動くと痛みで目が覚めてしまいよく眠れない。)

夜中トイレに起きたいが腰をまっすぐにして立とうとすると痛みでなかなか立ち上がれず、 おしっこを漏らしかける。

夜中にのどが渇くが起きられないのでのどが渇いたままやり過ごす。

くしゃみが恐怖

お風呂に入るのも滑って転びそうで恐怖。

靴下がはけない。

パンツもはけない

という状態に。

 

次の日におじいさんのように曲がった腰のままたどり着いた整形外科の診療所では、

再びレントゲンを撮り、飲み薬のロキソニンをもらい、神経ブロックの注射というのを腰に直接ぶちゅっとしてもらいました。

これは湿布よりも劇的に早く、注射を打って数分後から痛みが引きはじめ普通に歩けるようになりました。この時も3000円以上お金を払った記憶があります。

 

次回へと続きます。

 

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腰痛(ぎっくり腰)を克服した方法 ③ ぎっくり腰と診断され、ロキソニンとロキソニンテープを処方される.

 レントゲン撮影し、画像を見ながら先生は

「ヘルニアにはなってないみたいなのでぎっくり腰でしょうねぇ。」と興味なさそうにさらっとコメント。(笑)

処方箋だしときますんでこれ飲んで様子見てよくならなかったらまた受診してください。

と。

んで、処方されたのが飲むロキソニン(消炎鎮痛剤)と、ロキソニンテープ100(湿布)

病院指定の薬局でもらってください。と。

 あれ? 薬って昔病院で直接処方してくれなかったっけ??

と思いながら当時車がなかった自分はクリ子ちゃんと二人乗り状態で自転車のいつもより数倍重たいペダルをヒィヒィ言いながら30分以上漕いでやっとの想いで最寄りの薬局へたどり着きました。

 

窓口で処方箋をわたし、30分くらい待ったところで名前を呼ばれ再び窓口に行ってみると。

「すみません。うちにはロキソニンテープ50しか在庫がないので、処方できません。50を2枚貼ったら100になるんですけどそういうのは法律で無理なんで。」

 

と。なんで30分待たせんだよ? 二言目ぜって―いらねぇだろ!!!!????

こっちはいてーんだよ。患者なんだよ。くそぅ田舎の薬局め!!

 

と思いつつ。「あ、そうなんですね。じゃぁ他当たってみまーす。」と平静を装いまた自転車をこぎだす自分。処方せんの薬。直接病院でくれればいいのに。… 

2件目の薬局でようやく処方箋通りの薬を受け取ることができました。

 

飲み薬のロキソニンの効果はわからなかったけど、必死にペダルこいでたどり着いた自宅で腰に貼ったロキソニン100の湿布は確かに痛みを和らげてくれ、翌日から自分は無事仕事に戻ることができました。

 

軽いぎっくり腰ならば、飲み薬と湿布だけでよくなる場合もあるのかもしれません。治療費は確か3000円くらいかかったと思います。

処方箋がないと買えない湿布にちょっと懲りた自分は、その後他の商品もいろいろと試しました。結果、処方箋なしで買えるボルタレンサロンパスタイガーバームも効き目はなかなかでした。ただ、サロンパスタイガーバームは効き目なかなかなのですが独特の匂いがあるので気になる方には無臭のボルタレンだおすすめです。

 

次回へと続きます。