震災から半年ほど経つと、社会も現場も少し落ち着きを取り戻してきました。
そんな中あきらめきれなかった私は協力隊の試験を受け、合格通知をもらっていました。
日本が大変な時に。と思いつつも6回落ちてやっとつかんだチャンスです。
上司に相談したところ。有給使ってボーナスもらってから辞めてけ。思いっきりやってこい。と言われ心から上司に感謝しました。
その後派遣前訓練を経て任国への出発を目前に控えた私が生まれて初めて買ったものがあります。
➀大型トランク のもの。大きくて丈夫でなんでも入ります。
②パソコン Toshibaのパソコンでした。その後2年間の活動の間中持ち歩いていましたがよく壊れず機能してくれました。それまで調理の仕事しかしていなくてPCスキル0だった私はこのパソコンのおかげでワードやエクセル、パワーポイント、インターネットなど少しずつパソコンの使い方を覚えられました。
③寝袋 1000メートルを超える高原に赴任する予定だった私は、アウトドア用品店L- breathで寝袋を買うことにしました。赴任先がどんなところかわからなかったからです。
事情を店員さんに話したところ、この寝袋ならば0℃の寒さまで耐えられて洗濯機で丸洗いできるしファスナーで2枚に分かれて毛布としても使えるよ。と丁寧に説明してくれ即買いしました。
④手回し充電ラジオ 震災の経験も踏まえ、現地での停電用にと2000円くらいのものを買って試しに使ってみたのですが、手回しの部分がもげてしまい、新しいものを買おうとビックカメラに行ったところ店員さんにこのラジオを勧められました。私は依然買った手回しの取っ手がもげたことは話していなかったのですがこの店員さん、私が壊した機種(偶然同じ売り場に並んでいました。)を指さして、「ぶっちゃけこれはあんまりすすめません。私も使ってみたんですけどもげました。」と言ったのでこの店員さんは信用できる!と思い勧めてくれた機種を即決しました。それがこちら。
また出発前の壮行会では、大学時代と専門学校時代の友人がそれぞれ
⑤ヘッドランプと
⑥デジカメをプレゼントしてくれました。この友人はすでに協力隊としてアフリカの国で活動した経験がありその経験からのチョイスだったようですが、後々書きますがこのヘッドランプが本当に役に立っちました。
こ6つのものはパソコンとヘッドランプ、デジカメは代替わりしたもののほかの3つは当時買ったものを今でも使っています。
10年使えるなんて良い買い物したなぁ。
次回へと続きます。